順番待ちアプリは、製品名で比べる前に「どの運用方式か」で絞ると失敗しにくくなります。方式が決まれば、必要な機材も、お客様にお願いすることも、かかる費用もおおよそ決まるためです。ここでは選定の5つの観点と方式ごとの違いを整理し、最後に自店に合う選び方をまとめます。
どれも導入後に効いてくる観点です。特に1つ目は、お客様の離脱に直結します。
製品名ではなく方式で並べると、違いがはっきりします。どの方式にも向き不向きがあります。
規模とピークの有無で、向く方式は変わります。無理に置き換えなくてよい店もあります。
来店客のスマホで完結する方式です。お客様はアプリのインストール・会員登録・友だち追加をせず、店頭の QR コードを読み取って名前と人数を入力します。順番と待ち時間はお客様の画面に表示され、自動で更新されます(順番が近いお客様ほど短い間隔で更新されます)。スタッフがワンタップで呼び出すと、お客様の画面が「呼び出し中」に切り替わります。店側に必要なのはスマホかタブレットが1台だけで、Free プランは月額0円・カード登録不要、1営業あたり10組まで受け付けられます。
| 観点 | 紙の記名台帳 | 発券機・据置端末型 | 来店客のスマホで完結(Waitin はこの方式) |
|---|---|---|---|
| お客様の準備 | 不要 | 不要 | アプリのインストール・会員登録・友だち追加は不要(QR を読み取って名前と人数を入力) |
| 待ち方 | 店頭で待つことが多い | 掲示を見に戻る必要がある | 列に並ばず、店内に戻らずに待てる |
| 今の順番の確認 | 店員に聞く | 番号の掲示を見る | 自分のスマホに表示され、自動で更新される |
| 呼び出し | 声かけ・呼び込み | ベル・番号表示 | スタッフがワンタップすると、お客様の画面が「呼び出し中」に切り替わる |
| 初期費用・機材 | 紙とペンのみ | 専用機器が必要 | スマホかタブレット1台。月額0円から開始できる |
方式ごとの一般的な特性をまとめたものです。同じ方式でも製品によって異なる場合があります。
A. Waitin には月額0円の Free プランがあり、クレジットカードの登録なしで利用を開始できます。1営業(リセットまで)あたり10組までの受付に対応しています。それを超える規模になったら、50組まで受け付けられる Starter(月2,980円)へ切り替えられます。
A. 必要ありません。お客様は店頭の QR コードを読み取り、名前と人数を入力するだけで順番待ちに並べます。会員登録や友だち追加もありません(店舗の設定によっては、電話番号の入力欄が表示されます)。
A. 必要ありません。店側は QR コードを表示するスマホかタブレットが1台あれば始められます。発券機やレシートプリンターは不要です。なお登録用のコードは待ち行列をリセットすると変わるので、紙に印刷して貼り出すのではなく端末の画面で掲示してください。